Android開発の基本

1.プロジェクトの作成
(1)AndroidStudioでプロジェクトを作成
  Android開発環境構築を参照
(2)プロジェクトフォルダ
 Projectツールウインドウで下記など、フォルダの見え方を変更できる

 ・Androidビュー:開発の必要なファイルのみを表示

 ・Projectビュー:エクスプローラーに表示されるファイルに近い表示


(3)Androidビューのフォルダの内容
 ・manifests
アプリの実行に必要な設定を記述する「AndroidManifests.xml」ファイルが格納されている。
 ・java
  Androidアプリの開発では、アプリの画面構成を.xmlファイルに、処理を.javaファイルに記述する。このうち、処理をする.javaファイルを格納する。
 ・res
上記のアプリの画面構成の.xmlファイルなどを格納する。
resフォルダ内のサブフォルダとして、
drawble:画像を格納
layout:画面構成に関わる.xmlファイルを格納
mipmap:アプリのアイコンを格納
values:アプリで表示する固定文字列(strings.xml)、画面のスタイル(styles.xml)、色構成(colors.xml)の.xmlファイルを格納する。

2.Androidアプリの開発手順
 Androidアプリはレイアウトファイル(.xmlファイル)とアクティビティファイル(.javaファイル)のペアで成り立っている。
 ①プロジェクトの作成
 ②strings.xmlファイルに表示文字列を記述
 ③レイアウトXMLファイルに画面構成を記述
 ④アクティビティなどの.javaファイルに処理を記述
 ⑤アプリを起動して、AVD(Android Virtual Device)などで動作確認する
の順で作成する。

3.ビューの作成
ビューの作成には、レイアウトとビューを使う。
・レイアウト:画面部品の配置を決める
・ビュー:画面部品そのもの
(1)レイアウト
 主に使うレイアウトとして、
 :画面部品を縦、横方向に並べて配置
 :画面部品を相対的に配置

(2)ビュー部品
 :文字列の表示
 :テキストボックス
 :ボタン
 :ラジオボタン
 :チェックボックス
 :ドロップダウンリスト
 :リスト表示
 :スライダー
 :レート値を表現
 :ON/OFFを表現できるスイッチ (3)画面部品で使う主な属性
 ①android:id
  アクティビティ内の画面部品を使うときのidを設定する  
android:id=”@+id/(名前)”  
 ②android:text
画面部品が表示されるとき、strings.xmlファイルに記述する文字列と紐づける名前を設定する
android:id=”@string/(名前)” 
 ③android:layout_width/height
  部品の幅と高さを設定する
 ④android:layout_margin/padding
部品の外側の余白と内側の余白を設定する

4.レイアウトの実装
(1)テキストビューとテキストボックス

activity_main.xml

strings.xml

(2)チェックボタン

activity_main.xml

strings.xml

(3)ラジオボタン

activity_main.xml

strings.xml

(4)ドロップダウンリスト

activity_main.xml

strings.xml

(5)リストビュー

activity_main.xml

strings.xml