1.環境変数とは
環境変数(environment variable)はオペレーティングシステム (OS) が提供するデータ共有機能の一つ。OS上で動作するタスク(プロセス)がデータを共有するための仕組みである。特にタスクに対して外部からデータを与え、タスクの挙動・設定を変更するために用いる。
(引用:wikipedia)
2.環境変数の確認・変更・削除
(1)設定値の確認
$ env
環境変数名を指定して確認するためには
$ echo $環境変数
例:$ echo $DISPLAY
(2)設定
シェルがbashの場合
$ export 環境変数名=値
例:$ export DISPLAY=0
(3)環境変数の削除
$ unset 環境変数名
3.環境変数の設定ファイル
(1).bash_profile
ログインしたときに読み込まれる設定ファイルで、ログインした直後のディレクトリ(/root、/home/ユーザなど)にあります。
(2).bashrc
ログインしたあと、bashを起動したときに読み込まれる設定ファイルです。ログインシェルがbashのときは、.bashrcは読み込まれませんが、.bash_profileの中で読み込まれている場合があります。
(3).bash_logout
ログインシェルがbashのときにログインして、そこからログアウトしたときに読み込まれる設定ファイルです。
The end